夏の終わりの推し問答

誰しも二次元・三次元問わず「推し」というものが居ることでしょう。

かくいう私も推しがおりまして、某女性向けゲームのキャラクターでございます。ヘヘッ

普段グッズは集めていませんが、イメージカラーを模した「洋服」を買ったことがあります。

それはゲーム内でデザイナーの人物が、実際のブランドとコラボしたという設定で発売されたものでした。

シンプルで上品で、ゲームをやってる人でないと気づかないくらい普通に素敵なお洋服です。

数か月後届いた洋服を手にした時、脳内の長老が警告しました。

(いくらフリーサイズといえどモデルのようなお嬢さんが着ているものを、お前が買ってよいはずはない。大変なことになるぞ!)

私は静かに答えます。

『それでもあの人に一瞬でも近づけるならば、例えこの身(服)がどうなろうと・・・』ガサゴソ


予想通り

最初から分かっていました。戦士がドレスを纏い戦場へ行くことなど、あってはならないのです。

そう、それは夢の浮橋。一夜の過ち。絵に描いた餅。

おい何言ってんだ

それから私は洋服を丁寧にたたみ、入っていた宅急便の袋へ戻しました。

再び開けることはないかもしれない。

だけど推しが大変な日々を後押ししてくれる存在には変わりありません。

感謝の意を表し、これからは「推しの好物を自分が食べる」というお焚き上げ式でいこうと思います。

まさかおめぇ「消化」と「昇華」をかけてんのか?

まずは、ミカンの入ったポテトサラダを作ってみようかしら。

もう・・・秋ですね。