【ロマサガ2#1】数十年ぶりに先帝の無念を晴らす!

数百、数千年にも及ぶ壮大な物語と、主人公継承という類を見ないシステムで今でも愛されているロマサガ2。

実は私、当時スーファミで一度クリアしただけ。しかもクイックタイム連発というゴリ押しプレイでした。

あれから数十年。今度こそクイックタイム無しでクリアするため、この度switch版を始めました!

ロマサガといえば縛りプレイ、というほど数多くのプレイスタイルがありますが、まずはクイックタイム禁止でクリアして、先帝の無念を晴らしたいと思います!

序章:ウサギに負ける男、ジェラール

舞台の始まりはアバロンの酒場。今見ると感慨深いものがありますね

まず、ロマサガ2のストーリーについて。ざっくり言いますと、「世界を救ってくれると言われてた英雄たちは、実はそうじゃなかったので全員倒してみた」という話です。これはひどい。

ただ、なぜ彼ら「七英雄」は英雄ではなかったのか、どこからやって来たのか。コレガワカラナイ。リマスター版の追加要素で、彼らの過去が分かるそうなのですごく楽しみ!

息子に甘い皇帝レオンとその部下たち

街の近くの魔物狩りをすることに。部下であるベア、ジェイムズ、テレーズの真面目トリオにはお世話になりました。

まっさらなパラメータ

今まで戦うことがなかったジェラールは、HPも低く武器レベルもオールゼロ。お母さん心配。

安全な一番後ろに置いて、先頭のベアに守ってもらいましょう。よろしく頼むぞ!

ひとり瀕死のジェラール。ある意味持ってる

最弱クラスであるゲットーの一撃くらっただけで虫の息なジェラール「ここ全然安全じゃない!!」

いきなりラビットイヤーをドロップ!やはり持っているぞ!

ジェラール以外が攻撃して難なく勝利!そしてレアドロップ(2/255の確率)という幸先良いスタートです。テレーズに付けてあげました。かわいいね

その後は宝箱を開けて撤収。洞窟もきっちり封印しておいたのでもう大丈夫。

街の子供たちを引き連れて帰還~

世界各地にモンスターが現れ争いが絶えない中も、首都アバロンは栄えており、住民たちも穏やかに過ごしています。レオンは素晴らしい指導者なんですね。

玉座に戻ると長男のヴィクトールが、戦いは自分に任せて欲しいと進言してきました。先ほどの戦闘をこっそり見ていたのかもしれません。

確かになぜ相当な武人である兄ではなく、非力なジェラールを連れていったのでしょうか。彼の才能は内政に活かしたほうが良い気もしますが、これも今後のための一点張り。

単純に鍛錬のためか、はたまた虫の知らせか。

ナイスタイミングで現れた謎の女性オアイーブ

するとオアイーブという魔導士が謁見を申し出ました。言い負かされそうになっていたレオンは「よっしゃ!」と彼女を通すことに。

ヴィクトールは腑に落ちないものの、無理はするなよと弟に声をかけその場は解散。時間のできたジェラールは、兵士たちに戦いのアドバイスをもらうことにしました。

第一章:出会い頭に殴る男、ヘクター

宮殿には戦のエキスパートたちが常駐していて、みんな丁寧に教えてくれます。

この後めちゃくちゃ術を教え込まれた

「アイテムは装備しないと意味ないよ」レベルのこともしっかり教わり、少しやる気の出たジェラール。術のファイアーボールも覚え、一歩前進です。次は気分転換もかねて街へ繰り出しました。

戦いこそ苦手なものの、ジェラールの優しさは住民たちの間でも有名。ワイワイと駆け回る子供たちから街角のお年寄りまで、みんなジェラールが大好きです。

フラッと寄った街の酒場。そこで運命を変える一人の男に出会います。その名はヘクター、レオンに雇われている傭兵です。実は軟弱なジェラールを快く思っておらず・・・

いきなり痛恨の一撃
全然大丈夫。気にしてない、気にしてないよ

声をかけた途端右ストレートを食らいました。心優しいジェラールはレオンにチクることもなく、グッと堪えます。

後々この一言がジェラールを、帝国を変えるきっかけとなるとは、その時は誰も思いませんでした。

第二章:現れた七英雄、クジンシー

大きく運命が動き出したのは、近くの魔物の巣を退治した帰りのこと。

変わり果てたヴィクトールの姿が・・・

街はひっそりとし、瀕死のヴィクトールだけが残されていました。何者かに急襲された街を守るため戦っていたのですが・・・。

とうてい人には見えない七英雄

相手はなんと七英雄と称されていた一人、クジンシー。特技の「流し斬り」を叩き込むも、奴にはビクともしません。

そして相手の生命力を全て奪う「ソウルスティール」の前にはどうすることもできず、命を落としてしまいます。

一撃必殺の技、ソウルスティール

怒りと悲しみに溢れるレオンは魔導士オアイーブを呼び、話をすることに。どうやら以前謁見した際に「クジンシーに気をつけろ」と警告されていたようです。

藁にもすがる思いでクジンシーを倒す方法を尋ねるレオン。力を代々受け継いでいく秘法とは?

そしてある決心をしたレオンは、ジェラールを連れて弔い合戦へ。目指すはクジンシーの拠点、ソーモン。

ソーモンは元々は静かな町でしたが、魔物たちが攻めてきてあっという間に占拠されてしまいました。

暖炉の先にアイテムがあることだけは覚えてた

宝箱からソーモンの指輪をゲット。防御力はたったの1なのですが・・・

ロマサガ2最大の罠といっても過言ではないのが「防具の数値」!!

実は防具に表示されている数値は「耐斬」の数値であって、その他の耐性(打・突・熱・冷など)が分からないのです!

なので数値の高い装備で固めると、「斬攻撃には強くてそれ以外にめっぽう弱い」みたいなことになります。

このソーモンの指輪も防御力は1ですが、精神異常に強くて最後まで使える優秀な装備です。

当時の私はそんなことを知る由もなく、斬攻撃だけ絶対通さないマンでした。

世界の半分をくれそうな小物感

その後も宝箱を開けたりミミックに嚙まれたりしながら、とうとうクジンシーの元へ。

いざ戦いになり健闘するも、やはりソウルスティールによってレオンは倒されます。どうしてこうなると分かって戦いを挑んだのでしょうか?

命からがら、ジェラールたちは宮殿へ逃げ帰るのでした・・・。

第三章:託す者、レオン

命の灯が今にも消えようとしているレオンは、ジェラールにある事実を伝えます。

すごく面倒くさそうな心優しいジェラール

七英雄は世界を救うつもりが無いこと、志のある者へ代々力を受け継がせること、長く辛い戦いになること、相当な覚悟が要ること。

もちろん叱られます

ジェラールの意志を確認したレオンは自分の技を授けます。実は命懸けでソウルスティールを見切っていたのです。

そのために自分を犠牲にしたのかと責めるジェラールを諭しながら、魂はいつもそばにあると言い残してレオンは天へ召されるのでした・・・。

決して「見切ったのに死んじゃうの?」などと思ってはいけない。

想いは受け継がれる

・・・To be continued.

⬇︎次回のお話⬇︎