【バロック#1】歪んだ世界のローグライクRPG

強すぎる世界観と高い難易度で多くのプレイヤーを歪ませてしまった名作、「バロック -ORIGINAL VERSION-」に挑戦しました!

本来は記事を1、2個で完結させる予定でしたが、収めるにはえげつないボリュームになることが判明しました。そのため節目ごとに分けて投稿していきたいと思います。

あらすじ:といってもよく分かっていない

2032年5月14日
後に「大熱波」と呼ばれる大災害が起こり
世界は歪んでしまった。

記憶を失くし罪の意識だけが残った主人公は
自分を取り戻すため、罪を償うために
ある人物の命令により「神経塔」へ向かう。

偽装天使、マルクト教団、異形な者たち。

大熱波のあとも、世界は歪み続けている。

最初に見えたのは「ー1」という文字。この意味は後々判明します。

カプセルのようなものと、誰かの声。

そのカプセルに浮かぶ男の顔。彼が主人公です。そして・・・。

目覚めるとそこは薄暗い街。と言ってもそこ居るのは偽翼を付けた天使を名乗る怪しい団体と、大熱波の影響で歪んでしまった人たちだけ。

そして奥に見える赤黒い物体が「神経塔」。マルクト教団の拠点であり、攻略するダンジョンです。

柱の陰から見守る角女ちゃん

さっそく強烈インパクトな彼は「首の者」。大熱波により首に歪みが出ています。NPCにも攻撃することができ大抵怒りますが、彼は殴っても受け入れようとするので何か後悔していることがあるのか、ドMかのどちらかです。

私のイチオシ、「角女」ちゃん。自我の歪みを受け、自分のことを話せません。その代わり近くに居る人の心の内を話すことが出来るようになりました。

つまり眼球がびくびくびくびくしているのは、主人公です。疲れ目ですね

前衛的なファッションに身を包むのは「袋の者」。鎖がキマってる女の子。きっとお年頃。他人の言葉を引用して話すのが特徴です。近代文学にも通じているようで、以前は文学少女だったのかも。

こう教えてくれるのは「カンオケ男」。トレーニングダンジョンの管理人。「頑張りやがってください」など、隠しきれない大雑把さでプレイヤーを見送ってくれます。トレーニングダンジョンをクリア出来れば持ち物は持ち越せるので、それから神経塔へ向かうのもアリ。

上下関係とか、色々あるよね

白いおひげがチャーミングな「警備天使」。マルクト教団の警備員。天使と名乗るだけあって彼らは地位に合わせたサイズの偽翼を背負っているのですが・・・羽が見えない彼は苦労しているようですね。

ポコポコ殴っても主人公を優しく諭してくれますが、日々のストレスなのかしつこいとキレます。ゴメンネ

そして大きな羽を付けたスッケスケなこいつが「上級天使」。画素数は低いのに態度はデカい。

なぜか殴りたくなるのですが、ホログラムなのか実体ではありません。しかし「天使銃」という武器は渡してくる不思議仕様。天使銃は一撃必殺、どんな敵も一発で倒せます。しかし弾は5発しか撃てないので、ここぞという場面で使いましょう。

それから「神経塔へ向かえ」とだけ言い残して消えてしまいます。主人公は何者かも分からないまま、ただ目の前にそびえる不気味な塔へ進むしかありませんでした。

攻略:死ぬまでがチュートリアルです

塔の内部は無機質な工場のよう。教団の拠点だった名残でしょうか。

ステータスはHP(体力)とVT(スタミナ)があり、VTが残っているうちはHPが自動回復します。移動は十字キー上下で前進・後退。左右でカメラ、LRで横移動です。

実は上下左右への直進より、十字キーとLRを同時押しの斜め移動の方が早く動けます。なのでジグザグに敵をかわしながら進むのがポイント。後ろは振り返るな!

みんな大好きムーン先生

最初の敵はムーンと呼ばれる魚のような異形。

敵はリアルタイムで徘徊しており、主人公を見つけるとどんどん襲ってきます。最初は天使銃以外何も持っていないので素手で殴りましょう。

ダンジョン内には色んなアイテムが落ちています。それらは「肉」「骨」「心臓」など、まるで誰かの体内に居るかのよう・・・。

すぐ持ち物がいっぱいになるほど拾えますが、ローグライク式なので死ぬとレベルは1に、持ち物も全ロスト。

そんなときに便利なのがこの「俺印」!俺印は持ち物に付けておくことで、死んでも持って帰ることができる便利アイテム。もちろん持って帰っても次に死んだときは失ってしまうので、毎回強い装備を持って帰れるかが勝負。

処す?処す?

部屋の敵が多かったり囲まれたりしたときは「刑具」で一掃!その部屋全部の敵に効果があります。

ジューワー

攻撃はもちろん、敵の体力を吸収するものや状態異常など刑の種類も豊富。好きな人にはたまらんですな!

奥で処されていない人がいますが、ダンジョン内には多くのNPCが登場します。

主人公のことを知っている?

この人はB3Fにいる「心読みの者」。角女ちゃんの強化版です。本人も相手の心を読みたいわけではないのに読めてしまう、そんな歪みを受けています。

心臓とか落ちてるところでポツンといるので、毎回話しかけてあげよう。おばあちゃん、また来るね・・・。

無敵骨を投げると相手は無敵になりました(当たり前)

持ち物は20個までしか持てないので、数階潜るとすぐ埋まってしまいます。なので余った武器や使わない箱など敵にバンバン投げましょう。肉や心臓を投げると回復してしまうので注意。

ボボボーボボーボボ

剣より、ずっとつよーい!

その後も箱や剣を投げ、骨をかじり、お腹壊したりしながら奮闘するも・・・

B4Fまで潜ったところで力及ばず・・・最期に見たのはこの、なんか、虫みたいなやつ・・・

初めての死を迎えるとムービーが流れ、今までがシミュレーションだったことが分かります。

目覚めさせるも、罪を償えと。やはり主人公は罪を犯していたのでしょうか、だとしたらどんな罪を?

上級天使、略して上天(かまぼこ)

上天(上級天使)も同じことを言ってきます。「名前も覚えてないのに罪を覚えてるわけねーだろこのシースルーが」と思いましたが、何度も死んでこの目で確かめるのが罰なのかもしれませんね。

そして最初「ー1」だった数字が「0」へと変わります。今まではシミュレーションだったので死にカウントされず「ー1」だったのかもしれない。

ここから死ぬたびに数字がカウントされていきます。デメリットはなく、基本的にイベントもやり直すたびにフラグが立つので、気にせず死にやがりましょう。

俺たちのつぐないはこれからだ!

To be continued.

⬇︎次回のお話⬇︎