【バロック#2】映えを気にする上級天使

⬇︎前回のお話⬇︎

前回、初めての死を経験してそれがシミュレーションだったことが判明しました。ここからは現実世界での探索です。現実での死は・・・?

今回からストーリーのネタバレだけになります。真実を知りたい方はぜひご覧ください。

死因:女の子に浮気がバレて死

地上へ戻れば持ち物も全部失いますが、神経塔へ入り直すと入口にランダムにアイテムが落ちています。俺印を付けたものもここに。

体液が漏れちゃう不思議な骨をかじりながらいざ出発!

かじっても体力が減るわけではないので小腹が減った時に

前回から持ち帰った装備にお肉まで拾え、幸先いいスタートね。

サクサク進み、B6Fに。そこには一人の少女がいました。

主人公「ちょっと記憶にございませんね」

彼女の名はアリス、ボクっ娘です。主人公とは過去にただならぬ仲だったのか、いきなり責められてしまった・・・。

えへえへ

さっき敵の攻撃で欲情して、敵も骨も寄生虫もみんなナイスバディなおねいちゃんに見えてたのがバレたのでしょうか。サイテー!

もう一度アリスに話しかけても許してもらえず、トボトボと探索に戻り、落ちてた箱を開けたら爆発してダメージを受け、ついでに敵に殴られ死にました。俺印は今回付けられなかったので全ロス。どう見ても罰です、ありがとうございました。

真っ裸で地上へ戻ると、首の者がこんなことを言っていました。

この「感覚球」というのはアイテム転送することができる特殊な球体。ここにアイテムを放り込めば、地上へ戻ったときに回収できる、「俺印」と同じ機能があります。

俺印と違う点として、その場でアイテムを預けるので装備の代替品を用意しておかないと、戦力ダウンしてしまうこと。「強化液で装備を強化してから転送」を繰り返せば、スムーズに攻略できると思います。むしろオリジナル版はそう強化しないと下層の敵に太刀打ちできません。

が、相変わらずの難易度を確信した私は「どこでもセーブ&ロード」でアイテムだけ回収して敵と戦わずに進む、という無血開城作戦。このゲームにはボスのように必ず戦う敵はいないので極端な話、レベル1でもクリアできます。

実体だったら天使銃で撃ってた

相変わらずもったいぶるクセに大した情報をくれない上天。罪っていうのはアリスちゃんに関することですかね。確かに罪悪感はすごい。気まずい。

今度こそ謝るため、神経塔へ。

死因:お腹空きすぎて死

ビクッ

バァン!と急に現れた幻影。ほんとにバァン!と出ます。

傷?僕たち?この幻影、見た目は主人公にそっくりですが…。

おばあちゃん、また来たよ!

どうやら腰に大きな傷があるらしい。主人公が何者か知ってるのかしら。

再びアリスの元へ。もう怒ってはなさそうだけど、彼女も意味深な発言だけを残します。もしかして腰の傷は引き裂かれた時に…?

そうそう、アリスの上にある緑の物体、あれも「感覚球」でした!

でっかい緑スライムみたいなやつ

感覚球は上にありますが、アリスに向かって投げるようにすれば転送されます。

とりあえずお肉をアリスに投げつけて次の階層へ。ここにも新たなNPCが待っていました。

やはりこの人も主人公を知ってる模様

「コリエル」と名乗るマルクト教団のメンバーです。上天によって幽閉されていました。一体どれくらいの間閉じ込められていたのでしょう、主人公に終わらせて欲しいと懇願し…。

後に残されたのは白い玉のようなもの。コリエルの結晶です。異形もですが、主人公が倒したものはみな結晶になります。彼だけがもつ「浄化」の力で、なぜそんな能力があるのかは不明です。

そしてコリエルが言い残した「ダァバール」って何?

B10Fに着くと、またもやマルクト教団員が。この人は「天導天使」。アイテム以外にも記憶のような実体のないものまで転送できるのですね。一家に一玉欲しい。

顔が二つあるんだよなぁ

そういえば他の教団員が言ってました。「イデア」とは浄化したときに出る結晶玉のことで、イデアセフィロスとも言われます。本質的で核となる、いわば魂のようなもの。

それをアイテムの転送用に改良したとすれば、感覚球はもともと存在するものだったのか?誰かが作ったのか?

…なんてことを考えてたら、未鑑定で使った刑具が革命刑具(HPとVTの残量と減少量が逆転する)でお腹が空いて、体力も減って、敵を避けようとして柱に引っかかり、殴られて死にました。フルコンボだドン!

またもや情報をくれる首の者。やはりコリエルと上天は対立していました。「たち」ということは他にも幽閉されているようです。理由はともあれ、上天はヤな奴!見た目も中身もスッカスカ!(悪口)

…あ。よく見ると、首の者は教団員と同じ服を着ていますね。

死因:上天のスクショ撮り死

気を取り直して再びアリスに会いに行くと、衝撃的なことを言われました。

「彼」って誰だろう 上天?

死ぬ前に会った主人公ではない?でもここはシミュレーションではない、現実世界なはず。違うのは中身(イデア)か、肉体そのものか。

以前見た、自分にそっくりな幻影。あれも「僕たち」と言っていたように、主人公には兄弟でもいたのでしょうか。そして死ぬ度に兄弟と入れ替わっていた…?だとしても身体は…。

各地に存在する教団員も、上天を見ていないようです。実はもう死んでいて、地上のアレもプログラミングされた映像だったりして。そういうのどっかで見たことある!




上天「私だ」

刺さっとるやないか!!!!!!

ギャーンってなってる!!生きてるの?この状態で会話してたの?頭に血上らない?お腹空かない?

いや普通に喋るんかい

上級天使の本体は、大きな感覚球のトゲに貫通し動けなくなっていました。大熱波によってみんな変貌してしまったように、彼もこの状態で生き長らえているのでしょう。痛そう

主人公が大熱波を起した張本人だ!全部お前が悪いんだ!と言う上天。ちょっと可哀想って思った気持ちを返してほしい。

しかも「創造維持神」なるものがいて、それを狂わせただなんてイマイチ信じられない。自分の罪を主人公に被せようとしているのかも。

あッ・・・

最下層には神がいて、それを浄化(殺す)?万が一本当に神がいたとして、浄化してしまえば世界が元通りになるのでしょうか?むしろ崩壊する気がする。

そしてお気づきだろうか。なぜか私はダメージを受けています。実はこの時、上天のスクショを撮っている間に後ろは異形だらけになっていたのです。ミツカッチャッタァ

死にかけの主人公に対し、同じく死にかけの上天が「はよ感覚球入れや!!」とせかしたのですが。

流石にキレる上天

ダメでした。

To be continued.

今回までのまとめ

  • アリスという少女と過去に何かあった(いかがわしいかもしれない)
  • 感覚球という、物や情報を転送できる物体がある
  • 大熱波前にその感覚球が各地で発見された
  • 主人公の腰に大きな傷がある
  • 教団内で上級天使とコリエルは対立していた
  • 「ダァバール」というものを上級天使に阻止された
  • 上級天使の本体は、感覚球のトゲに刺さっている
  • 大熱波の原因は「創造維持神」を主人公が狂わせたから(上天の言い分)
  • NPCと話してる間も敵は襲ってくる(すごく大事)

⬇︎次回のお話⬇︎