【Wandroid #8】理不尽さはそのままに快適ウィザードリィライク

三度の飯くらい未鑑定アイテムが好きな私が一気にハマったウィザードリィライクRPG「Wandroid #8」のご紹介です!

Taka様制作のWandroidシリーズでなんと8作目!!もっと早く触っておけば良かったというくらい理想的な3DDRPGでした。

伝統と革新を兼ね備えたシステム

始まりは薄暗い城下町。説明などありませんが問題なし。迷宮の下の方にいる悪い魔法使いを倒せばいいのです。おそらく!

城下町
  • 【ギルガメッシュの酒場】・・・パーティーの入れ替え・食事
  • 【ボルタック商店】・・・アイテム売買・鑑定・呪いの解除
  • 【冒険者の宿】・・・HP/MP回復
  • 【カント寺院】・・・状態異常の回復・迷宮の死体回収
  • 【ドヴェルグ鍛冶店】・・・素材を合成して装備作成
  • 【訓練所】・・・キャラの作成・削除・転職

革新1:善とか悪とか争ってる場合じゃねぇ!(善悪混合)

さっそく「訓練所」でキャラメイク。名前・性別・性格・種族を決め、ボーナスポイントを振り分けます。パーティーは6人で前衛・後衛3人ずつ。最終パーティーを想定して転職のルートも考えながらキャラ設定も・・・(溶けてゆく時間)

ウィザードリィの掟である「善と悪は同じパーティーに組めない」。これが魅力でもありめんどい所でもあります。ところがwandroidでは普通に善悪混合パーティーが組めます!!もう、現地で合流しなくていいんだ・・・!

画像を用意すればアイコンに設定できます。推しオールスターズもよし、オリキャラ冒険譚もよし。私はオリキャラをドット絵にしてファミコンっぽくアレンジ。約1名、時間がなかったのでフリー素材になっていただきました。

うどんが逆に映えますね

そして定番のボーナスポイント厳選。最初から上級職を作りたいなら粘るべし!!

これぐらい出ると条件を満たしていれば忍者以外どの職業にも就けます。あとこだわりが無ければ種族「フェアリー」を1人作ることをお勧めします。理由はのちほど。

さて、作ったキャラはノー装備、すっぽんぽん。裸でいいのは忍者だけ!前衛だけでも装備を整えましょう。あと「フェアリースティック」も忘れずに。酒場でパーティーを組んだら、いざ出発!

革新2:その小さな棒が世界を照らす(無限マッパー)

迷宮に降り立った一行。今作はワイヤーフレームから3Dグラフィックになりました。いくら見やすいとはいえ、方向音痴の私が攻略できるのか?ふふ、ご覧ください。

まずCancel/Campボタンでキャンプ画面を開きます。そこから「調べる」→「フェアリースティック装備キャラ」→「呪文を唱える」。すると・・・

あらァ~(裏声)

なんということでしょう。マップが見られるではありませんか!しかも装備が壊れることもなく無限に利用可能!!勝ちました(確信)。もちろんキャラが死亡してると使えないのでご注意。

革新3:なんだか魔物の気前がよい(どこでもドロップ)

とてもふわふわしています

戦闘では敵の正体が未確定の場合、名前がふわっとした感じに。戦闘を重ねるか僧侶魔法「IDENTIFY」で正式名が判明します。(この「くさいもふもふ」は「ドゥームアルパカ」でした)

勝てばお待ちかねの宝箱チャンス。本家では玄室(固定敵が出る場所)のみですがランダムエンカウントでもドロップします!確率も低くなく、装備が多いとすぐ満杯になるほど。

無論ほとんどに罠があります。序盤は盗賊で良いのですが、進めるほど“アイテム破壊“や“レベルダウン“がネックに・・・。確実に解除するなら錬金魔法の「REMOVE TRAP」(極稀に失敗します)。何人か習得しておくと安心。

ゲットした未鑑定アイテムは賢者・道士ならその場で、居ない場合は商店にて有料で識別してもらえます。もし識別役が「さわってしまった」ら、気分転換にお散歩させてあげましょう。コワクナイヨ~

番外編:課金要素と広告サービス

このアプリの課金要素は「広告の削除(490円)」のみ。通常は画面上部に広告がついています。大きな支障はありませんが、文字が隠れることはあるのでお礼も兼ねて課金しました。

逆に嬉しい広告も。寺院では広告1回につき1人無料で治療してくれます。

さらにダンジョン内で「キャンプ」→「広告サービス」で広告を見ると「MAP表示」・「HP全回復」・「城に戻る」といった超便利サービスが受けられます!いつでも城に戻れるのがありがたい!

【3大穴埋め要素】歩いて倒して合成せよ!

3DDRPGの醍醐味として「マップ埋め」は定石。wandroid8にはあと2つ、穴埋め要素があります。それが「アイテムリスト」「モンスターリスト」

アイテムはドロップの他に、鍛冶店で素材を合成することで作成できます。

素材をドロップしていると名前と階層が分かるよ

そこで素材集めにオススメなのが狩人。「トドメをさした敵の素材をドロップする」という特性をもっています。

魔法で倒しても有効なので、私は“全魔法習得済み元盗賊フェアリー狩人(フェアリースティック持ち)“を作りました!パーティーの縁の下の力持ちです。名前はずんだ。

モンスターリストは階層ごと・固定出現の2種類。一部の敵を除き、戦闘回数やドロップで情報が埋まっていきます。

これら全てを埋めたとき、ようやくクリアしたと言えるのかもしれませんね。

軽やかな足取りで潜るウィザードリィライク

情けはエルフの為ならず?

淡々とテキストのみで綴られる世界ですが、たのしい住人たちのおかげで全く冷たさを感じさせません。

地下1階には兵士や冒険者も多く、特に賑やか!

何かアガったっぽい。知らんけど!

隊長はもっとアガってました↗↗FUー!

*まともな兵士がいない*

聡明な彼らですら答えが出ないことはある。

入るときは元気よくハイキックで

ある意味キーパーソンのマヘロン。各階に分身がいる謎のエルフ。お使いや魔物討伐、素直に「お金ちょうだい!」など、あらゆるワガママを吹っかけてきます。

真っ裸で地下10階に放り込んでやりたい。

無視して探索に戻りたいところですがたまには役立つことも・・・?

死闘激闘たまに灰、そして冒険は続く

とってもたのしい迷宮探索ですが、油断してると全滅必至!!

序盤だろうと首は飛ぶし、

オジ「イヤァァァァ!!!」

大切なモノは吸い取られるし、

お世話になっております

レベリングの恨みをぶつけられるし、

サラッサラしてる

*灰になった*

結構な頻度で挫けそうになる冒険をユーモア溢れるテキストで楽しませてくれる。それはまるで名作・エルミナージュ2の再来。母ちゃん負けない!!!

兼業なさってる?

刺さったり穴に落ちたり回転したりしてついに邪悪な魔法使いの元へ・・・!

あッ なんかお金がどうとか悪そうな話をしている!とりあえず・・・殴るぞ!!!


激闘の果てに邪悪な魔法使い(弁護士)を討ち取り、世界は再び平和になった。

冒険者たちは称えられ物語は終わりを告げる。

が。

冒険はこれからが本番。この時点でモンスターリストは約50%、アイテムリストは30%ほどしか埋まっていませんでした。そう、迷宮はまだまだ続くのです!

快適なシステムとノリの良さで、ダンジョンRPG好きに絶対おすすめのwandroid8。ぜひプレイしてみてくださいね!

(2022/06/22追記)過去のwandroidシリーズをリメイクされているので、そちらもオススメ!

(2024/03/26追記)新シリーズ「WANDUN」が絶賛リリース中です!もちろんオススメ!!

*おわり*

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