⬇︎前回のお話⬇︎
レオンから遺志と能力を受け継いだジェラール。
しかし敵はここぞとばかりに、再び街へ魔物を送り込みます。
混乱する家臣たちを前にジェラールは冷静に分析し、迎え撃つと檄を飛ばすのでした。
第4章:へッ、育ちやがって…
さっそくの拒絶。
相変わらずジェラールを認めない狂犬ヘクター(24)。
彼のクラスである「フリーファイター」は、国に仕えるというより主人ありきなので、雇い主が変わると辞めてしまう者も多いとか。
それだけレオンに忠誠を誓っていたのでしょう。やんちゃボーイですが熱い奴です。
ジェラールはその気持ちを受け止め、行動で示そうと動きます。新たに宮廷魔術師のアリエスを加え、街を占領したゴブリン軍団を殲滅。すると…
狂犬が心を開いた瞬間…!
例えレオンの力を受け継いだとしても、武器適正が全く無くても、戦うかどうかは自分の意志です。
ゴブリンに殴られながら一生懸命ライトボールをぶつける姿に、ヘクターは心を打たれました。おそらく真面目トリオは号泣です。
そしてこれまでの無礼を謝罪し、新たな主人に忠誠を誓いました。
第5章:「てめーは私を怒らせた」
心新たにクジンシーを討つべく、再びソーモンへ。
ものすごいフラグを立てながら襲いかかるクジンシー。もちろん必殺技「ソウルスティール」を繰り出しますが…
ジェラール(くるり)
当たらなければどうということはない、と言わんばかりの回避。焦るクジンシーはソウルスティールを連発しますが、見切っているので当たることはありません。
アリエスのウインドカッターをメインに真面目トリオは武器で応戦、ジェラールは頑なにライトボールを投げ続け、ついに…
クジンシー撃破!!
「長い眠りにつかなければならない」と、恨み節を吐きながら消えていくクジンシー。つまり完全に倒せたわけではないようです。
それでも家族のカタキをとれたのは確か。ジェラールの心も少しは晴れたことでしょう。
この時ジェラールだけを狙っていたので気づいてませんが、実は世代交代しないと技や見切りは共有できません。つまり他の4人は見切りが付いていないのです。
クジンシーにバレなくてほんとに良かったですね。
第6章:待望の術法研究所
それから一年後。
ソーモンは解放できたものの、魔物が減る気配はありません。そろそろ行動すべきとジェラールは家臣を呼びます。
100万クラウンもの費用をかけ術法研究所を建設し、残りの貯蓄で町外れになぜか植樹。
おかげで一つの装備開発もできないくらいお金が無くなりました。
ジェラール「これね、金のなる苗木。」
ヘクター「大丈夫すか?」
しばらくして、研究所が完成しました!使える術を増やしたり、フリーメイジも仲間にできます。
部屋には理力計というものがあり、隠れパラメータ「理力」が計れます。
火・水・風・土・光術の威力は「魔力」の数値に依存します。では理力は何かというと、「高いほど術の威力を下げてしまう」のです。
そしてもう一つ、第六の術法「冥術」の威力を上げる、という特性もあります。
すなわち冥術以外は「魔力が高く、理力が低い」ほうが良く、冥術は「理力が高い」ほど良い、ということです。
しかし冥術は禁断の術。今の時点では覚えられず、得るには犠牲がともなうと言われています。
決して求めてはいけない…。
第7章:突然の術縛りに全アバロンが泣いた
ジェラール「はい!本日より術縛りを開始する!!!」
それは突然だった。
術法研究所ができた次の日、ジェラール様は兵士たちに武器を外せと仰った。
訳が分からず戸惑う者、問い詰める者、泣き出す者…はおらず。
わたくし、数十年ぶりにクリアするにあたりクイックタイム封印だけでは面白くないと感じ、「術縛り(クイックタイムは禁止)」でクリアへ変更します!
さらに冥術も確保し、術法大国を築きたいと思います!!さよなら、サラマンダー…。
ジェラール「理由はヘクターに学問やってりゃいいって言われたからです」
ヘクター「すっごい根に持ってる」
真面目トリオの武器を傷薬へすり替え、テレーズは火、ベアは水、ジェイムズは光術を覚えさせました。
もやし扱いされていたアリエスが今ではパーティーの要です。ポーズが可愛いねアリエス。
第8章:皇帝ジェラール、恋をする。
自ら課した術縛りに苦戦しながらも、南下政策を取るジェラール。
龍の穴という格闘家軍団に協力して帝国の同盟に。ブヨブヨ強かったよ。
鉱山の魔物を退治して収入もアップ!!鉱夫いわく地下に潜ると具合が悪くなるそう。何か秘密が?
…ダ…村に迷い込み、そのままぐるりと回って船旅へ。
ふらりと立ち寄った町、マーメイド。ここには人魚伝説がありました。
特に気にしなかったものの、気づけば夜になっていたので酒場へ向かうジェラール。
そこで彼は運命とも言える出会いをします。
澄んだ水のような髪、情熱的な踊り、人とは思えぬ色香…。
世界へ飛び出したばかりのジェラールは雷に撃たれたような衝撃を受けました。
そして来る日も来る日も酒場へ通います。
そんなジェラールに、いつしか踊り子は通じ合ったのか…
そう言い残すと彼女は裏口へ走り去って行きました。
思わず追いかけるジェラール。そこで見たものは…
ジェラール「!?」
それから、踊り子が酒場に現れることはありませんでした。
ジェラールの恋、どうなる(どうする)…!?
…To be continued.